マラソン大会の難しい問題

昨日は多くのレースがありました。

参加したランナーの方、支えていただいたボランティア並びに主催者の方、大変お疲れ様でした。

横浜大会は台風によって中止となりました。昨年のUTMF同様、中止の決定は断腸の決断だったのでしょう。参加するときの誓約書に払い戻しはしないと明記されていますから払い戻しもないと思います。

そもそも、誓約書があるとは言え、払い戻しの項目が、公正かは少々疑問です。

マラソン大会は商業イベントとはもちろん違いますが、商業イベントは保険がかけられていて中止になった際には全額若しくは一部が戻ると思います。

自治体によってはまちおこしの一環としてマラソンを選択することもありますが、レース開催のノーハウがなく、日光とかは大赤字を出したと言われています。専門家に任せ!といえば坂本さんのプロデュースですね。色々な面白い措置を取って、絶妙な関門設定で有名のようです。しかし彼が手がけると高い!まぁ、ともあれそれで日光ウルトラマラソンが出来ました。

古臭い経済論ですが、価格は需要と供給で決まります。ランナーの数も急増した今、その数に比例してエントリーフィーも随分と高くなりました。人気のある都心部大会は強気ですし、都心部とは言え人気のイマイチ河川敷ですと、ご機嫌伺いつつ、ちびりちびり値上げ作戦でいつの間にか、板橋シティーマラソンも手頃とも言えなくなりました。

マラソン好き人間としては複雑な心境です。

そもそもイベントの性格自体が商業イベントではないのである程度の損失はやむを得ないと思いますが、損はしたくないという自治体が主催すると、結構な値段になります。皆のイベントかというとそうでもないんですよ。皆のイベントでもないのにそこに税金を入れるとなると色々と考えるわけですね。全く、個人的な見解ですが、開催を考慮するに当たり、単にイベント後の損得だけではなく、長期的な眼目と波及効果を入れ試算をすべきではないかと思います。

大会の規模もランナーの数も増えつつあり、レースも少し整理して考えなければならない時期に来たのではないかと思います。

ウェルネス陸上や陸上競技を支える活動は日本陸上連盟の活動領域です。

http://www.jaaf.or.jp/pdf/about/official-guide-1718.pdf

日本陸上連盟は、単に公認、非公認レースを仕分けるのみならず、エントリーフィーの設定における指導、開催中止に伴う装置などについて、リードしていくことが望ましいのではないでしょうか。市民ランナー連盟みたいなのがあれば積極的に助言していくでしょうけど、皆趣味の一環でしょうから、これも現実的とは思えないです。


あまり、いろいろ文句を言ってしまうと、レース開催に懐疑的になり、レースは減っていくこともあるでしょうから、難しい問題です。

月例しかないですかね(笑)。