市川三郷四尾連稜線トレイル
昨日は市川三郷四尾連稜線トレイル35kmに参加しました。
市川三郷町が町を挙げて主催するこの大会。地元の声援が温かい素晴らしい大会でした。でも、コースがキツ過ぎてお勧めに躊躇してしまいます。初トレイルなので、ほかのトレイルを走ったことなく、どれほど過酷か説明に困りますが、奥武蔵ウルトラより3倍辛い。過酷なほど楽しい大会ですけれど、いやいやこれはちょっと楽しかったと言い辛いな・・。
レースはピーク一つ登って稜線をたらたら走って、激下りを下って、2つ目の山を越えれば終わりのコースでした。
いつも「逝ってきます」と言いますが、逝っきぱなしに近い形でした。
結果からいうと、完敗でした。5時間前後で、遅れても5時間後半だろうと予測しましたが、予想はあまあまで、完走とは言いたくもない、時間内ゴールでした。
10月に入り激務続きで調整ができなかったし、おまけに睡眠障害に陥り、レース前日の睡眠時間3時間(T_T)。
レースまえ、自撮りした後、スズメバチにびっくりして、スマホを落としてしまいました。スマホは即死(T_T)
気をつけなきゃと思いながら、四尾連湖までじっくり登ります。無理せず歩きで(みんな歩きます)。四尾連湖すぎると走りやすいとは言えないけど、スピードの出る下りが出ますが、ここ粘土質で、3回スリップで2回転倒しました(ズームストリークだったので当然かも)。転倒したら良かったかも、3回目で膝を捻ってしまいました。痛みがじわじわと襲ってきて、16kmから20kmの激下りで痛みがピークに。20kmまで3時間40分ほどかかりました。リタイアしようと思いましたが、制限時間がゆるく、歩き倒す考えで2つ目の山に入りました。高低図では500mほどの上りでなめてました。休み休み入れつつ登って、下りから地獄が始まりました。いやいや、膝痛いし、滑る滑る。永遠と下る感じでどうも平地が見えません。おまけに1kmコースロスト。
痛みに耐えながら残り15kmを4時間かけて町に戻ります。町の人々の声援。
「おかえりなさい」と言う声に思わず涙が・・・。(レースで泣くのはじめて)
もちろんゴールラインでの表情管理はバッチリでした。
ゴール後の豚汁。これがまた絶品!日本一と言っても過言ではない。
そして、頭痛、めまい、寒きでほぼ悶絶・・・。
役場の方が親切にも温泉、みたまの湯まで連れて行ってくださいました。
みたまの湯で体を温めたら鼻水が滝のように・・・。
みたまのゆから畜舎まで6km。暗闇の中で歩いて帰宅しました。レースよりしんどい帰宅でした。
死体のように寝て朝起きたら膝も体調も大丈夫でした。虚弱体質なくせに回復力は原始人並・・。