長生きするには・・・。
100歳以上生きている人をサイヤ人Centenerianという。言葉とおり1世紀に渡って生きているひととのこと。
130歳以上の人も稀にいてスーパーサイヤ人Supercentenerianと言う。
疫学捜査によると、Centenerianは喫煙者が少ないが(いないわけではない)、飲酒者の割合は非Centenerianと変わらない(程のある話でがんがん飲んでもいいという話ではない)。
Centenerianの肉体的活動は非Centenerianに比べ非常に高い。マラソンやトライアスロンをした経験のあるCentenerianは極稀(まぁ、時代的背景もある)。日常的運動をしているとかについては不明。
意外なことに骨折の割合はCentenerianのほうが高い(個人的な意見であるが、肉体的活動の多さを排除しても、骨形成に関わる情報伝達機構に差がありそうな)。
Centenerianは血圧が非Centenerianより低く、動脈硬化および脳卒中のリスクも低い。その他、糖尿病および慢性炎症(Low grade inflammation、近年ではMetaflammationとも言う)を示す数値が低い。糖尿病は、動脈硬化、癌、認知症のリスクを格段と高める疾患であり、寿命を縮める最大の敵とも言える。(自分の捜査が如何に重要であるかを確認。マラソンより、Pose methodより大事。いやいや、表情管理より大事)
人間、歳を取ると何れボケる。Centenerianも例外なくボケる。差があるのはボケ始める時期(Onset)が遅れること。
我々の捜査用語と違う言葉「幸せ」。Centenerianの幸せを数字化したものがあって, 非Centenerianと比べると、高いというものの、その差はわずかである(まぁ、そんなもんでしょう)。そもそも「幸せ」の数字化ってなに?サブ3みたいなもの?
この「幸せ」と言うのが興味深い。歳を取ると幸せを感じる割合が劇的に減って60を過ぎてから徐々に上昇する傾向である。この傾向は男性より女性のほうが著しい。(個人的な見解として、更年期に伴うホルモン変動に、人間の感情は影響されやすい。まぁ、感情は脳の活動の一部であり、まぁ、そうなんだろうな。熟年離婚の統計値に関する情報がなく、断言出来ないが、グラフを重ねると反比例してフィットしそうな予感がする。ともあれそろそろ俺もヤバイ時期。゚(゚´Д`゚)゚。)
60過ぎて徐々に上昇する幸せ度!Centenerian入の100歳を越えると青年期に匹敵する数値となる(それはそうでしょう。お爺さんお婆さん、その年でもお元気ですね。すごいです。周りから煽てられると人間幸せを感じます)。
腸内細菌(microbiota, microfloraのこと)が代謝経路にいい影響も悪い影響も与え、肥満とも密接に関連している話はもはや常識化しつつある。この腸内細菌が神経活動にも影響し感情のコントロールまで関連しているという。(営業者の話では世界初の捜査結果というが、メカニズムが乏しく、自分は少々眉唾。幸せ感たっぷりの人のふん便を統合失調症の患者に移植して治ったら信じるけど・・・。)
東京は人が多い。丸の内は美人OLさんが多い。日本の美人、丸の内に集めたような気がする。
アスリートごっこ、STEP1 余裕でクリア
毎年、ランニングテーマを掲げるが、成功した年も失敗した年も現在進行系の年もいろいろで・・・。
表情管理とかは大概成功だが、テーマと言っても照れくさい話。
Cardio―とかの年もあったけど、おもちゃで測る心拍数の信憑性問題や、心拍計装着の面倒臭さなどでいまいち進まず。
Running economy改善のためにPlyometricsに挑戦しつつも、運動神経の性能の低さ、柔軟性の欠如などで挫折。
上手く行っているのはフォーム改善だけかな。
前にも載せたように、今年のテーマは、基礎走力の底上げと古臭いフルマラソンPBの更新。
そもそも走力ってなんだと自問自答しても専門外領域でわからんので、ここは専門家のご意見を参考にして、VDOTで・・・。
VO2maxとさほど違う概念ではないけど、距離の変数を導入し、トレーニングの指標を提示しているところは優れていると判断。
昔、リディアードのプロトコールを参考にしたが、虚弱体質としてはついていけなかった。じゃ、ここはDaniels式で、と言っても、集中力続かないTペースとか好みじゃないし、Rペースなんかおっさんとしてはどんでもない。やはり、「おっさんは気力より技術」で勝負するということで、出た、俺の悪いところ、自己流((笑))。
古いPBは3時間23分50秒。体重1kg減らせば3分短縮という話もあるし、1km、5秒速く絞り出すと3分31秒短縮。いきなりサブ3と言っても現実的じゃないので、まずは3分短縮かな・・・。と計算すると3時間20分50秒。
出された数字から200m、49秒以内で10本クリアーしたら、次400mで・・・。
こうなると毎週だろうけど、思う通りには行かないでしょうね。きっと800mか1200mで売り切れそうな・・・。
兎にも角にも、200m―Iペース、200m―リカバリにチャレンジ。
Sets |
Sec |
Spm/2 |
1 |
45.9 |
93 |
2 |
48.6 |
91 |
3 |
46.8 |
93 |
4 |
47.6 |
93 |
5 |
45.2 |
93 |
6 |
46.8 |
93 |
7 |
47.2 |
94 |
8 |
45.6 |
93 |
9 |
44.4 |
94 |
10 |
46.8 |
93 |
11 |
47.6 |
93 |
12 |
46.7 |
93 |
13 |
46.3 |
93 |
14 |
46.5 |
94 |
15 |
47.0 |
94 |
16 |
46.4 |
94 |
17 |
46.7 |
93 |
18 |
46.6 |
94 |
19 |
45.5 |
94 |
20 |
39.8 |
99 |
10本までは動きバラバラ。
左脚がスウィングする悪い癖が出ちゃう。
11本からは比較的安定。
余力は全然あったけど、左脚がスウィングする悪い癖が修正出来なかったので、最後はケイデンスマックスに上げて終了。
来週は400m―Iペース、200m―リカバリです。
悟ったフォームは本物か偽物かー内転筋群の張り
土曜日のお試しインターバル200m。
休み入れて5本+6本なので、大した負荷でも何でも無いけど、久しぶりに入れるポイント練習だったからか、少々力みが働いったからか、或いは、悟ったフォームがフィットしてしまったのか、今まで経験したことも無いところの内転筋群に筋肉痛が、日曜から今日に至るまで続いている。
変態ぽい話だが、少々嬉しい(笑)。
やっぱち今まで経験したこともない場所という事もあって、悟ったフォームの影響というのは否めない。さて、悟ったのは本物なのか偽物なのか。
調べてみるとこういうのがあった。
http://www.mcdavid.co.jp/sport/running/column/matsui/aug.php
関節を中心に動きを司る筋肉群は、主働筋、協働筋、拮抗筋として分類するらしい。
主動筋は運動時、中心的に使われる筋肉、協働筋は主動筋の動作を補助する筋肉、拮抗筋は主動筋の動作と逆に働く筋肉として定義され、これらのバランスがスムースな動きを決めると言う。
ランニングの動作から考えると、大腿四頭筋とハムストリングスが主働筋、内転筋群が協働筋、中殿筋が拮抗筋に当たる。内転筋群はランニング中、常に活動をしている筋肉だそう。
このような理由から「協働筋」である内転筋群をより強化することで「主働筋」である太もも前の大腿四頭筋と太もも裏のハムストリングスの補助につながり、脚のスイング動作を速めることができるとされている。
主に内転筋群が張っているというのは、内転筋が弱りやすく、長い期間走っていなくて、弱まってしまったのか、或いは、フォームのバランスが悪く、内転筋により負荷がかかったのか・・・。
何れにせよ、前向きに評価して、筋肉痛も癒える頃なので今夜はじっくりと内転筋を鍛えて見ることに・・・。
俺流メンタル論
シーズンも早々終わりに近づくこのごろ。
良い記録のランナーも残念な記録のランナーも・・・。
いつもいうが、偶々上手く運んだレースより課題が残ったレースのほうがいいこともある。
この課題ということなんだが、課題を不明にさせることがあって、それがメンタル論。
あのときあのとき、撃沈に差し掛かったあの時、メンタルさえ保ってたら、乗り越えったんだろう・・・。
そもそもメンタルって、精神力のことだろうけど、精神力で撃沈を防ぐことは可能だろうか。
マラソンはendurance sportsであり、持久力(endurance power)が要求される。まぁ、言葉とおり我慢だ。止まる脚を動かせることが我慢なのか、脚が止まる原因が痛みであって、そこを我慢すれば脚が動くのか、よくわからない。
そもそもメンタルって鍛えることが出来るんだろうか。修行してみる?
アーチェリとか、射撃選手は、興奮したり、冷静さを失うと、的を外してしまうので、座禅とかするらしいけど、マラソンでは、前半のオーバーペースを除けば、アドレナリン出たほうが良さそうな気がする。
骨格筋が送っている「ヤバイよヤバイよ~」シグナル
骨格筋は収縮するのが仕事で、弛緩するのは仕事ではない。腕を折りたたむときは上腕二頭筋が収縮するし、腕を伸ばすと上腕三頭筋が収縮する。意識的に筋肉を弛緩することは出来ない。痙攣すると縮みっぱなしになるし、肉離れ(Pulled muscle)になると縮まなくなる。いずれにせよ、痛い思いをするので、骨格筋は疲れると「ヤバイよヤバイよ~」シグナルを脳に送り、脳は骨格筋の運動を制限する。また、痛みは「ヤバイよヤバイよ~」シグナルを増強させる。豆ができると「ヤバイよヤバイよ~」シグナルはより強くなる。
逆に、「ヤバイよヤバイよ~」シグナルもないのに、脳がヒートアップすると脚は止まる。真夏によく経験することだろう。
メンタルはどうしても鍛えられないのか
そんなことはない。メンタルは経験で鍛えられる。
非人道的な話だが、スパイの自白をもらうには痛みを与える手法が用いられる。人間、所詮は弱い者。多かれ少なかれ、痛みを与えると嘘でも自白をする。死に直面すると、人間も動物も同じで、生きるための行動を取る。生まれ持ったメンタルはない。なので、死に直面する可能性が強い職業の人、例えば軍人か消防士かは、訓練をする。厳しい状況に置かれる訓練を経験すると恐怖感が減って、「ヤバイよヤバイよ~」シグナルが抑えられるので、火事や戦争のような劇的な条件下でも、理性を持った行動ができるようになる。
マラソンって、たかが趣味なのに、そんな訓練するだろうか・・・。
火事場の馬鹿力で骨が折れる
皆知っているだろう、火事場の馬鹿力の話。命は救われても、骨は救われない。多く骨折を経験する。筋肉が収縮する力は皆さんの想像力を遥かに超え、骨が折れるほどである。なので脳は常に「ヤバイよヤバイよ~」シグナルに敏感。稀にマラソンで骨にひび入れる人もいるのはいる。
日頃の練習=メンタル、限界を感じた時こそ、一歩1秒を絞り出せ!
なので、脳にヤバくないことを学習させる必要がある。だとしでも常に42.195kmがヤバくないことを学習させることは、故障リスクもあるだろうし、極めて困難であろう。ベンチプレス3回3セットの最後、プルプルになったときのプラス1回が大事なように、週1-2は速いテンポで走って、限界を感じる時こそ、一歩踏み出し、1秒を絞り出す。これであなたの脚から出る「ヤバイよヤバイよ~」シグナルは弱まる。
写真は昔この頃のものです。
現状把握のための200mインターバル (悟りは本物だったのか)
土曜日も朝起きられませんでした。(今日も起きてみたら8時でした)
午前授業後、ちょっとだけ捜査活動して、16時半頃キムフィールドへ・・・。
長い期間やってないとペース感覚もへったくれもないだろうから撃沈は見え見えだが、現状把握のため、設定なしに200mインターバル(リカバリー200m)。
Time – cadence (spm/2)
43.7-95
43.2-95
43.0-95
41.9-97
43.2 – 95
力んでダッシュになってしまった。動きはバラバラで無駄なケイデンスを刻んでいた。
本当の所、4本で撃沈だが、もう少し頑張ってみるつもりで5本目行ったら、ダメ押しを押してしまった。しばらくゲホゲホー動かぬ・・・。
水飲んでしばらく反省の念を込めジョグ。
次に繋ぐために、ペースを探るべく、リラックスしたちょい前の悟ったフォームを意識して、余裕を持って200m
Time – cadence (spm/2)
47.6 – 92
47.0 – 92
45.7 – 92
46.0 – 92
45.3 – 92
45.0 – 93
無駄なケイデンス抑え、自分の筋―腱の収縮リズムにのせたフォームは、動きも安定していて、何よりも楽。ちょっとしたバネの強化とちょっとしたケイデンス改善だけでも2秒ほどは短縮できるのではないかと思った。やはり悟りは本物だったようだ。
VDOT理論に当てまめれば、3時間20分カットだろうけど、せめで10000mほど流してみない限りよくわからない数字。スピード体質が持久力体質かは個人個人違う所あるだろうし、自分はどちらも半端なことあって・・・。
来週もう一度やってみて48秒カットで10本クリアすれば、400m(リカバリ200m)に伸ばしてみる。
写真は昔のこの頃のものです・・・。
さよなら2
NIKE Zoom Speed Racer 4 殿
今まで長い期間、支えてくれてありがとう。
あなたに支えて頂いた2245km、とても感謝しています。3,000kmまでは頑張ってもらうつもりでしたが、既に傾いたところもあって、これ以上の酷使は可哀想と思いましたので、このへんでお別れしたいと思います。
あなたと出会ったときに駅伝名門大学の色々な色がありましたね。残念ながらうちは箱根を走れる駅伝競走部がないこともあってどの色にしようかと迷いました。英語の頭文字が同じという理由だけであなたを選びました。懐かしいです。
あなたの初マラソンは奥武蔵グリーンラインチャレンジでしたね。その後、奥武蔵で開かれる殆どの大会はあなたと一緒でした。密かに行っていた奥武蔵での練習もあなたと行きました。インターバルも、坂も、ありとあらゆる練習に尽くしてくれました。ありがと!
あなたと200kmほど走って、あなたは私の足型を覚えるようになり、ソールにビッタリはまるシューズになりました。その感触がとても気持ちよく、長い期間あなたを忘れることは出来ないでしょう。あなたの後継者としてZoom Speed Racer 6を選びましたが、極めて残念なことに、幅が狭くデザインされてしまいました。2度とあなたには会えないと考えたら、涙が止まりません。
本日を持ち、あなたとはお別れとなります。寂しい気持ちいっぱいでありますが、再び会えるその日まで、精進してまいります。
改めまして、ご引退を祝福とさせていただきます。
窓際特別捜査員 拝